【プロコーチ養成】「0→1」「1→100」「100→1」あなたはどの才能タイプ?自己理解から始まる自分らしいキャリア形成
本スラトレ®プロコーチ養成講座では、少しユニークな方法でコーチを養成しています。
あなたは、「人を育てる」と聞いて、どんなイメージを持ちますか?
プロコーチを目指すすべての方にとって、大切なのは“自分自身がどのタイプかを知ること”です。
本記事では、「0→1」「1→100」「100→1」という、スラトレ®コーチ養成でも用いている「3つのタイプ分類」を通じて、それぞれに合った活躍方法を紹介します。
特に「合わない…」「向いていない…」で転職を繰り返してきた方には朗報です。
❓なぜ“才能タイプ診断”がプロコーチに必要なのか?
「プロコーチになりたいけど、これまで仕事でうまくいかなかったから、自分にできるかどうか分からない」
そんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
スラトレ®コーチ養成ではまず、自分自身の学びパターンを「3つのタイプ」に分類することで、自分に合ったコーチングスタイルを見つけることから始めます。
【0→1タイプ】ゼロから生み出す「発明家」タイプ
「ゼロイチ」という言葉を聞いたことはありますか?
0→1タイプとは、世の中にまだないものを生み出すのが得意な人。いわゆる「アイディアマン」や「発明家」です。
特徴:
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独自のアイデアを創出するのが得意
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既成概念に縛られず新しい切り口を発見
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だれかが喜ぶならと、努力を惜しまず開発する
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一方で、運用・広報には関心が薄いことも
たとえば、スラトレ®の開発にはこの「ゼロイチ」が必要でした。
「ゼロイチ」さんは、独自性や唯一無二の世界観を生み出すのが得意ですが、その分、広めることや継続することにはやや関心が薄い場合もあります。
創造に全エネルギーを注ぎ、次へと向かうのです。
【1→100タイプ】価値を広げる「伝達者」タイプ
次は「イチヒャク」。
0→1で生まれた価値を、社会へ広く届ける力を持つ人たちです。いわば伝道師やマーケタータイプ。スラトレ®コーチ希望者には当然のことながら、このタイプが多い気がします。
特徴:
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形になっているものを広めるのが得意
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情熱と共感力が強い
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社会性・実行力に優れている
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物怖じしない
過去にご自身が苦しかった経験を起爆剤に、「もう誰にも苦しんでほしくない!」という想いで行動する方が多いです。
スラトレ®プロコーチたちによく見られるタイプで、情や愛にあふれています。対人コミュニケーションも優しい方たちです。
一方で、「イチヒャク」さんには1点だけ注意があります。
拡大能力が高いのですが、「内容の良し悪しを見極める」吟味には若干心配があります。
「よくないもの」でさえも広めてしまう危険性があり、審美眼を持つ仲間がいれば安心です。
拡大力には申し分ないので、見極め力と選択力が鍵になります。
「ゼロイチ」と「イチヒャク」のチームビルディング
創造力に特化したゼロイチ型と、拡散力に優れたイチヒャク型が組むことで、理想的なチーム力が生まれます。
私自身(Dr.EKO)はゼロイチ型で、熱量高くメソッドを生み出す一方で「広める」ことには苦手意識があります。どこか”おこがましい”と、拡大を遠慮してしまう節があります。
そこに、イチヒャク型の認定コーチ達が加わることで、スラトレ®は多くの方へ届くようになりました。
今、多くの方がスラトレ®で救われているのは、「イチヒャク」さんのお陰です。素晴らしいチーム力を発揮してくれています。
また、上記で述べたイチヒャク型の懸念点である「吟味」は、「ゼロイチ」の得意分野でもありますので、一緒に活動することで苦手を補填し合う関係性が自然と生まれます。
【100→1タイプ】独自の価値を生む「再創造者」現る
ここまでを読んで、「ゼロイチとイチヒャクがいればチームは成り立つんだ」と思った方も多いかもしれません。
しかし、もう1種類いました。
それが孤高の「ヒャクイチ」です。
これは、既にある100のアイディアから、自分独自の“1つ”を再創造できる人です。
ヒャクイチ型は、すでにある情報やマニュアル合計100個から、自分なりに再構築し、唯一無二のメソッドを1つ生み出す才能を持っています。
特徴:
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ガイドラインをそのまま実行するのが苦手
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「普通」が面白くないが、あくまでゼロイチ型ではない
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自分だけの方法を模索し再構築が得意、マニュアル社会では「扱いにくい」「変わり者」レッテルを貼られがち
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「能力が低い」と見なされがちだが実際は逆でピッタリくるものが見つかればだれも真似出来ない能力を発揮するオンリー1
たとえば多くの職業には、業務ガイドラインやマニュアルがあります。
基本的にはそれをそのまま実行すれば、業務がこなせるよう設計されています。
ですがヒャクイチ型は、マニュアルやガイドラインを突っぱねがちです。
上司から「これをやってね」とマニュアルを渡されても、「こんなマニュアル、つまらねぇ」と、昔のロックンローラーのようなイメージです。
なのでこのタイプは社会的に「扱いにくい人」「トラブルメーカー」と言われがちです。
「仕事や社会に対し、もう絶望感しかありません」と、スラトレ®にお越しになる方も少なくありません。
【100→1タイプ】を丁重に扱うチーム体制
ヒャクイチ型は、たとえば、100のロールプレイを経て、ようやく“自分にぴったりくる1つの型”を生み出すので、この「見つける」作業に時間がかかります。
上記に挙げたイチヒャク型が10分で習得できることが何時間も、ときに何日もかかります。
余談ですが、ゼロイチ型は習得しようともしない点から、ヒャクイチ型は一応取り組んでくれるので、まだいい方なんです。ただ、イチヒャク型の亜型なだけで。
つまり、初動にかなり時間がかかるので、工程に付き合う”辛抱強い”上司や同僚で構成されるチーム体制が必要です。一人では支えきれないことも往々にしてあります。
ですがひとたび上手に機能するチーム体制ができれば、ヒャクイチ型はだれも真似出来ない能力を発揮することがあります。
たとえば、
- 皆が嫌がるような業務を買ってでたり
- 難しくてだれも解決できない課題を一瞬で解決したりもできます
- また、雰囲気が悪くなった職場を秒で切り裂けるユーモアがあったりもします
いわば、「気の弱い・優しい・天才」です。
安心安全で満たされた環境に身をおいた時に初めて、高い創造力と柔軟性を持っていることが分かります。
チーム力を何倍にも引き上げてくれる人気者やエースになっていくのです。
変わらないといけないのはどっち?
相手がどのタイプであっても、渡したマニュアルが突き返されたとき、変わらなければならいのは上司や同僚、組織の方なんです。
「どうしてつまらないの?」と気持ちを汲み取れる体制が必要です。
この体制づくりには、相当時間や資金面で余裕がなければ難しいと感じています。
これが、スラトレ®プロコーチ事業を大きくしない理由です。一人ひとり、丁寧に育成するには手間暇が当然かかります。
野菜やお花を育てるのと同じ。
気候も環境も不可抗力で変化し続けます。サーフィンのように波に乗って行くには少数精鋭がいいと感じています。
スラトレ®プロコーチ養成講座では、こういった組織体制で取り組んでいます。
プロコーチの“タイプ診断”は必須
これまで述べたように、たった3つのタイプでさえも根底から能力を上げていくには綿密で優しい、丁寧なサポートが必要です。
実際にはどれか1つだけと言うよりは、どのタイプがより強いかと言った感じになります。
そこで、スラトレ®プロコーチ養成講座では、まず才能タイプ診断から始めます。
すべての人に1種類の同じマニュアルを渡したところで、本当にその方の能力開花に繋がるかといえば、そうではないからと分かったからです。
特に以下のような方は、「ヒャクイチ」かもしれません:
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合わない向いてない、と転職を繰り返してきた
いつも、「私が悪い...」雰囲気になる
トラブルメーカーと誤解されてきた
本当は能力が高い方、実は柔軟な思考を持つ方
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自分なりのやり方をただ大事にしたいだけの方
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過去の職歴が足かせとなって、メンタルコーチしたいけど踏み出せない方
コーチになりたい方へ
本来は、
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自分がまずスラトレ®を受講し
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気に入ったらコーチになるステージへ
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コーチ活動をしながら能力をどんどん伸ばしていく
という順番を推奨しています。
ですが、最近では「3」から始まり、「1」「2」を後追いする方もいらっしゃいます。
それもまたいいかな、と、唯一無二のご縁を大切にしている今日このごろです。
どんな些細なことでも構いませんので、スラトレ®をプロのコーチとして行っていきたい方は、個別面談にてお話を伺っています。
どうぞ奮ってお申し込みください。お待ちしています。
よくある質問(Q&A)
Q. 自分のタイプが分かりません。
→ 最初から分かる人はいません。スラトレ®プロコーチ養成では、受講前の個別面談で一緒に考えます。ご安心ください。
Q. ヒャクイチ型ですが、社会では通用しないと感じています。
→ むしろスラトレ®コーチチームではどのタイプも重要な役割を果たし、活躍されています。個性を最大限に活かせる体制を大切にしています。
Q. 途中からでもコーチになれますか?
→ はい。最近では、いきなり「③能力を伸ばしたい」から始めて、あとから体験や学習をする方もいらっしゃいます。