30コマ目にしてやっと始動?!5月16日(土)養成講座30コマ目はDr.EKOの記念日です

養成講座は1コマ90分。これを40コマ受講していただくことが、スラトレ®認定トレーナーになるための必須条件です。

「40コマ、長すぎませんか?」

たまに、そう言われます。
答えは、いいえ、これは普通か、むしろ最少です

世界基準で見ると「40コマ」はどうなのか

国際コーチング連盟(International Coaching Federation/ICF)という、コーチングの世界基準をつくっている団体があります。アメリカに本部があり、日本のコーチング業界もこの基準を参照しています。

ICFが定めるプロコーチの認定基準は、最も入り口の資格でも「60時間以上のコーチ・トレーニング」が必要です。スラトレ®養成講座の40コマ×90分は、ちょうど60時間。世界の入り口とぴったり並びます。

つまり、長いのではなく、プロを名乗るためのスタートラインに、ようやく立てる時間です。

スタンフォードで見た、本場の景色

私は研究医時代、スタンフォード大学病院にいました。そこで衝撃を受けたのは、コーチングやメンタルトレーニングが、医療・スポーツ・経営の現場に当然のように入り込んでいたことです。

研修医も、外科医も、CEO候補も、アスリートも、自分専属のメンタルトレーナーやコーチを持っている。困ってから駆け込むのではなく、パフォーマンスを最大化するための日常装備として、すでに当たり前になっていました。

日本でこの感覚が共有されるまで、本当に時間がかかりました。
それでも、諦めずに続けてきた。
2026年5月16日(土)、養成講座30コマ目を迎えたこの日は、私にとって「やっと、ここまで来た」と思える記念日になりました。

何が「達成」だったのか

達成したのは、たった2つです。

  • 養成生が、講座を心から楽しめた
  • 養成生が、心から楽しんでロールプレイができた

「え、それだけ?」と思われたかもしれません。
でも、これは「だれでもできること」ではありません。

なぜ「楽しめる」が、そんなに難しいのか

受講生本人の中に、ネガティブな感情やトラウマ的な記憶が残っていると、講座は一切楽しめません。

それなりに”振る舞う”ことはできますよ。でも心で学んだないって、そんなのお見通しに決まってるじゃないですか笑

頭では「学びたい」と思っていても、心のどこかに「自分なんかがプロになっていいのか」「失敗したらどうしよう」という声があると、トレーナーになる覚悟が固まりません。

さらに、「あの時のように傷つきたくない」という声が残っていると、ロールプレイで受講生役を演じている最中にネガティブな感情があふれ出してきて、練習どころではなくなります。

「辞める辞める詐欺」の誕生へ

ネガちゃんが、常に背中を引っ張り続ける。Dr.EKOの講座の言葉も入ってこなくなり、ロールプレイの順番が、いつしか「始まらないでほしい」と願う対象に変わっていく。

いつしか、「辞めたい」「辞めたい」が頭を占拠します。

ところが、Dr.EKOは一貫してこう返します。「いつでも辞めていいんだよ」
優しくされればされるほど、ネガもトラも騒ぎ立てます。

そして生まれる、「辞める辞める詐欺」まがいの繰り返し(笑)。

はいはい、いつものことね。
これは弱さでも甘さでもありません。人間として、当たり前の反応です。人の体にも心にも向き合う職業を続けて、もう20年は超えています。これくらい、当然理解の範疇です。

だから、養成講座は「教えれば身につく」なんで簡単に思っていません。まず本人がご自身のネガやトラを取り切るための場所にもなるんですね。

挑んでる皆さんが、素晴らしいのです。

30コマ、待ち続けた理由

私は私で、できることをやり続けるのみです。毎回しっかりと資料を作り、プレゼンテーションの予行練習をして、、、。全力で臨むしかできないんです。そうして、養成生たちが自分のネガやトラウマを取り切るまで、ずっと待ちました。

(ここだけの話、ある時こんなクレームをいただいたこともあります。

「『養成講座』なのに、全然プロを養成してないじゃないか! これじゃただの初級の延長だ!」と。

ありがたいお言葉です。本当に。)

同じ講座の中に、「もう次のプロジェクトに進みましょう」どんどん進みたい養成生と、ネガどころかトラまで出てきてしまい身動きがとれない養成生が混在していました。これを並走させるのは、本当に苦労しました。

けれど、スラトレ®をされていると分かるでしょうが、他人がいくら言ってもネガは取れません。だから、各自が本人のペースで、本人の手で、本人のタイミングで取り切るのを、見守り続けました。

30コマ目。
養成生たちは、肩の力が抜けた表情で、笑いながらロールプレイをしていました。
セリフも自然で、相手の言葉に対する反応も柔らかい。「自分のために学ぶ」から「目の前の人のために動く」へ、軸がきれいに移った瞬間でした。

お!✨っと思いました。

「だれでもできる」と思いましたか?

「30コマ待つだけなら、だれでもできるじゃん」
そう思われたかもしれません。

答えは、いいえです。

進度に追われて、本人のネガやトラが残ったまま卒業したり、認定を与えても全く意味がありません。なぜなら、「世の中に、自分に残っているネガを広めるトレーナーになってしまうから」です。そんなの私が望む訳ありません。

だからこそ、急ぎ足の中では、美徳は一切生まれないと思っています。

受講生も楽しめませんし、トレーナー業の本当の楽しさを知らないままプロになっても、目の前の人の成長を楽しく見守れるはずがありません。
だから、待つことは、技術であり、覚悟でもあるんですね。

卒業生のあなたへ

もし、あなたがスラトレ®を卒業していて、それでもプロとしての一歩が出せずにいるなら ── それは、あなたが弱いからではありません。

多くの場合、まだ取り切れていない「自分のネガやトラ」が、最後の一歩を引っ張っているだけです。

取り切れば、必ず動きます。
そして、取り切る機会があればあるほど、先に進める。これは、もうご存じのはずです。

だからこそ、良質な仲間は人生において必ずどこかの場面で必要なんです。

30コマ目の養成生たちが、笑いながらロールプレイをし始めたように、あなたにも、その瞬間は訪れるでしょう。
養成講座では、バンバンネガが出ますので笑

倍速でThriveしたい方は、挑む価値ありです。

「辞める辞める詐欺」を起こしそうになった現養成生からの、座談会のお知らせ

30コマ目を笑いながら迎えた、まさにその養成生たちから、座談会開催のお知らせです。

「辞めたい」と何度も思った時間。それでも辞めなかった理由。今、どう感じているか。
卒業生のあなたが聞きたいことが、まっすぐ届く時間になるはずです。

日時や詳細は、ニュースレターでご案内いたします。


もう一度、ご自身の声を聴いてください。
止めているのは、本当はだれですか?

急ぐ必要は、ありません。
ただ、機会を増やす必要は、あると思います
私は、ここで待っていますね。


※ スラトレ®養成講座は、自己成長を目的としたメンタル思考トレーニングの認定トレーナー養成プログラムです。医療行為・心理療法ではありません。
最終更新:2026年5月

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Dr.EKO博士

Dr.EKO博士(YAEKOFU)

医師・医学博士 / スラトレ®創始者

スタンフォード大学でEI(感情知性)を学び、日本に持ち帰った医師。スラトレ®は、医療の現場で人々の心と身体に向き合い続けるなかで、「心の消耗」をなくしたいという半生をかけた想いから生まれたメンタル思考トレーニング。エグゼクティブ・医師・リーダー層の自己成長を支援している。

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